別れを選んだときは「もう無理だ」「新しい道を進もう」と思っていたのに、時間が経つにつれ後悔や寂しさがつのることもあります。
相手の大切さに気づいたとき、「もう一度やり直したい」と思うのは決して珍しいことではありません。
しかし、振られた側の気持ちを考えると、どのようにアプローチすればいいのか悩んでしまうものです。
振った側から復縁するための具体的な方法や、振ったけれど復縁を望む心理について解説します。
適切なアプローチをすれば、相手の心を開き、再び関係を築くことも可能です。
焦らず、慎重に、そして誠実な気持ちで復縁への道を進んでいきましょう。
占い師・占いインフルエンサー
くるとん
占い館ミルキーウェイ代表占い師。2022年・2023年大手電話占い月間人気＆口コミNo.1占い師。エックス1.1万フォロワー・TikTok2.5万フォロワー超え。TikTokのタロット動画再生数は月間300万再生突破。累計6000人以上を鑑定。
男だからわかる男性心理と西洋占術を交えた次世代カリスマ占い師。著作『占い師という職業が面白いほどわかる本』
振ったけど復縁したい心理とは？
自分から別れを告げたのに、時間が経つと「やっぱり復縁したい…」と感じることがあります。
なぜそう思うのか、振った側が復縁を望む心理を詳しく解説します。
別れてから相手の大切さに気づいた
別れた直後は「これでよかった」と思っていても、時間が経つと相手の存在がどれほど大きかったかに気づくことがあります。
一緒に過ごした時間や思い出がよみがえり、「もう一度やり直したい」と感じるのは自然なことです。
新しい恋愛がうまくいかなかった
別れた後に新しい出会いを求めたものの、なかなか良い相手が見つからなかったり、新しい恋がうまくいかなかったりすると、元恋人との関係がどれほど安定していたかを思い知ります。
比較することで「やっぱり元恋人が一番だった」と考え、復縁を望むケースも多いです。
一時的な感情で別れてしまった
喧嘩やすれ違いが原因で、勢いで別れを選んでしまうこともあります。
冷静になったとき、「本当は別れたくなかった」と後悔し、復縁したい気持ちが芽生えることがあります。
相手が吹っ切れそうになって焦る
振った側は「相手はずっと自分のことを好きでいてくれる」と思いがちです。
しかし、相手が新しい恋を始めそうだったり、幸せそうにしていたりすると、「自分はもう必要ないのか？」と焦り、復縁を考えることがあります。
寂しさや喪失感を感じる
別れた直後は自由を感じていても、次第に「一人が寂しい」「誰かに必要とされたい」という感情が湧いてきます。
その寂しさを埋めるために、元恋人との復縁を望むことがあります。
未来を考えたときに相手が最適だと気づいた
時間が経って冷静に自分の人生を考えたとき、「やっぱりあの人が一番合っていた」と気づくことがあります。
結婚や将来を真剣に考えたときに、安心感や信頼を持てる元恋人と再び一緒になりたいと感じるのです。
振った側からの復縁が難しいのはなぜ？
振った側が復縁を望んでも、すんなり受け入れてもらえないことが多いです。
振られた側の心が傷ついているから
振られた側は、別れを告げられたときに大きなショックを受けています。
時間が経って傷が癒えていたとしても、「自分は一度捨てられた」という記憶が残っているため、簡単に気持ちを戻すことはできません。
相手がすでに吹っ切れている可能性がある
振られた側は別れを受け入れるしかないため、新しい恋や自分磨きを通じて、少しずつ気持ちを整理しようとします。
時間が経つほどに「この人じゃなくてもいい」と思うようになり、振った側が復縁を望んだときには、すでに気持ちが離れていることも少なくありません。
「都合がいい」と思われてしまう
振ったときは相手を手放したのに、自分の気持ちが変わった途端に復縁を求めると、「勝手すぎる」「都合のいいことを言っている」と思われがちです。
特に、振った理由が曖昧だったり、一方的なものだったりすると、信用を取り戻すのが難しくなります。
相手が新しい恋を始めている
振られた側は失恋から立ち直るために、新しい出会いを求めることもあります。
すでに別の人と交際していたり、他の人に気持ちが向いていたりする場合、振った側が復縁を望んでも遅すぎることがあります。
「また振られるのでは？」と警戒される
一度振られた経験があると、相手は「また同じことを繰り返すのでは？」と不安になります。
「本当に気持ちは変わったのか？」「また傷つくのは嫌だ」と警戒され、復縁に対して慎重になってしまいます。
プライドが邪魔をする
振られた側は、失恋の痛みとともに「自分は捨てられた」という感覚を味わっています。
そのため、いくら振った側が復縁を求めても、「今さら戻るなんてプライドが許さない」と思うことがあります。
特に、自分磨きを頑張って成長した人ほど、「過去の関係には戻りたくない」と感じる傾向があります。
「なぜ今さら？」と思われる
振った側が復縁を望むと、相手は「どうして今になって？」と疑問に思います。
「他の人とうまくいかなかったから戻ってきた？」「寂しくなっただけ？」と、復縁の理由を疑われると、本気で向き合おうとしても受け入れてもらえないことがあります。
信頼を取り戻すのが難しい
一度振ったという事実は、振られた側にとっては「傷」として残っています。
そのため、「もう一度やり直したい」と言っても、信頼を取り戻すには時間がかかります。
口先だけではなく、誠実な行動を積み重ねないと、本気の気持ちは伝わりません。
振った側から復縁するにはどうすればいい？
振った側から復縁を望む場合、相手の心の傷やプライドを考慮しながら慎重にアプローチする必要があります。
単に「やっぱり戻りたい」と伝えるだけでは成功
まずは冷却期間を置く
振った直後に復縁を求めても、相手は「振っておいて何なの？」と混乱してしまいます。
相手の気持ちが整理されるまで、最低でも1～3ヶ月程度の冷却期間を取りましょう。
その間に、自分自身の気持ちが本当に復縁したいのかを見極めることも大切です。
振った理由をしっかり伝える
復縁を考えているなら、まずは振った理由を正直に伝えることが重要です。
「あのときは気持ちに余裕がなかった」「本当は好きだったのに、逃げてしまった」など、誠実に説明することで、相手も納得しやすくなります。
いきなり復縁を迫らない
いきなり「やっぱりやり直したい」と言うと、相手は警戒する可能性があります。
まずは軽い連絡から始め、自然な会話を続けながら関係を修復していきましょう。
例えば、「久しぶり！元気にしてる？」 など、負担のないメッセージを送るのが効果的です。
相手に選択権を持たせる
一度振った側が「復縁したい」と言っても、振られた側には「また傷つくかもしれない」という不安があります。
相手が無理に応じるのではなく、「決めてもらう」というスタンスを持つことが大切です。
例えば、「もし迷惑じゃなければ、また話せたら嬉しいな」と伝えると、相手も安心しやすくなります。
自分の成長を見せる
振られた側が復縁を受け入れるかどうかは、「もう一度付き合う価値があるかどうか」によります。
自分が成長し、以前より魅力的になっていることを示すことが大切です。
例えば、仕事に打ち込んだり、新しい趣味を始めたりして、前向きな姿を見せることで、相手の興味を引きやすくなります。
直接会って話す機会を作る
LINEや電話だけでは伝わらない部分も多いため、復縁を本気で考えているなら、一度会う機会を作ることが重要です。
ただし、いきなり「会いたい」と言うと警戒されるので、軽い理由をつけると効果的です。
例えば、「ちょうど近くに行く用事があるから、久しぶりにお茶でもどう？」など、自然な形で誘いましょう。
相手の気持ちを尊重する
振った側は、どうしても「自分の気持ちを分かってほしい」と思いがちですが、まずは相手の気持ちを最優先に考えることが大切です。
相手がまだ傷ついていたり、復縁に乗り気でなかったりする場合は、無理に迫らず時間をかけることも必要です。
最後は素直に「本気でやり直したい」と伝える
冷却期間を経て、関係が修復されてきたら、最終的にはしっかりと気持ちを伝えましょう。
伝えるときは、「本当に大切な存在だと気づいた」「もう一度やり直したい」 と素直に話すことが大切です。
適当に流されたり、軽い気持ちで言ったりすると、相手は「また同じことを繰り返すのでは？」と疑ってしまいます。
【まとめ】誠実な姿勢が復縁の鍵
振った側からの復縁は簡単ではありませんが、誠実に向き合えば可能性は十分にあります。
冷却期間を置き、成長した姿を見せ、焦らずに関係を築き直すことが成功への近道です。
相手の気持ちを尊重しながら、慎重にアプローチしていきましょう。